*疾風
「はぁ…。」
「疾風、どうした?」
「陽…。実は…」
來堵くんと菜架ちゃんがケンカを始めてから3日…。
相変わらず、近寄りもしないみたい。
ケンカしたその日は、弘さん、咲樹菜さん、奏汰さん、楓さんが來堵くんにいろいろ言ったみたい。
だけどダメ…。
2日目は、芽依ちゃん、芽依ちゃんのパパさんの琉さん、奥さんの葉那さんが家に来て來堵くんと話してた。
だけどやっぱりダメ。
莉乃は、
『莉乃は來堵なら大丈夫って信じてるから黙って見とく。』
って言って來堵くんとは話してない。
今日は弘さん達に頼まれて、俺が話すことになった。
「って事なんだよね…。俺は何を言えば…。」
「あぁ、莉乃が言ってたね。疾風は完璧彼氏だって。」
「え、まぢ!?嬉しいな、それ!!…じゃなくて!!」
「疾風っておもしろい。」
でも実際、俺には何も言うことがない。
來堵くんの親でも菜架ちゃんの親でもないし…。
実を言うと、何でそんなに大事になったのかもよく分からない。
「はぁ…。」
「疾風、どうした?」
「陽…。実は…」
來堵くんと菜架ちゃんがケンカを始めてから3日…。
相変わらず、近寄りもしないみたい。
ケンカしたその日は、弘さん、咲樹菜さん、奏汰さん、楓さんが來堵くんにいろいろ言ったみたい。
だけどダメ…。
2日目は、芽依ちゃん、芽依ちゃんのパパさんの琉さん、奥さんの葉那さんが家に来て來堵くんと話してた。
だけどやっぱりダメ。
莉乃は、
『莉乃は來堵なら大丈夫って信じてるから黙って見とく。』
って言って來堵くんとは話してない。
今日は弘さん達に頼まれて、俺が話すことになった。
「って事なんだよね…。俺は何を言えば…。」
「あぁ、莉乃が言ってたね。疾風は完璧彼氏だって。」
「え、まぢ!?嬉しいな、それ!!…じゃなくて!!」
「疾風っておもしろい。」
でも実際、俺には何も言うことがない。
來堵くんの親でも菜架ちゃんの親でもないし…。
実を言うと、何でそんなに大事になったのかもよく分からない。

