コノユビトマレ

「あ、ごめん!」

ぱっと手を離す梨乃。

「ま、まぁここまでくれば安心かな」

梨乃の息切れが尋常じゃない。

「なぁ、あれって幽霊か?」

「ううん。何も感じなかったから、生身の人間・・・・」

いい忘れていたが、梨乃には霊感がある。

「はー、びっくりしたぁ」

「なんだよ、あいつ。つーかあれがこの指止まれ女?俺には男にしか見えなかったんだけど」

「確かに、ごつかったよね」





「ごついゆーな!!!」




「わーーーーー!!」