コノユビトマレ

あたりには何か焦げたようなにおい。

まさか・・・・・まさか・・・・・・・・・

「こ、こいつ・・・・・・・・・・」

「うううううぅ・・・・・」

晃はこの指止まれ女をにらみ、梨乃は腕をおさえてしゃがみこんだ。

「な、何をしたんだよ!」

「・・・・・・・ワタシトアソビタイモノコノユビトマレ・・・・」

「ふざけてんじゃねぇよ!!!!」

俺はそいつを殴った。

「うっ!」

小さくうめき声をあげたそいつ。

「正体を見せてもらおうじゃねーか!」

俺は廊下の電気をつけ、そいつのフードを取った。

「お前は・・・・・・・・・」

そいつは、同じクラスの馬場希(ババ・ノゾミ)だった。