コノユビトマレ

「ワタシトアソビタイモノコノユビトマレ・・・・・」

そいつは、メロディーに合わせてそう呟いた。

こいつがこの指止まれ女みたいだ。

しっかし奇妙だよなぁ。

顔なんて口元しか出てねぇし。

「な、なぁ・・・こいつ幽霊?」

晃は梨乃に訪ねた。

「ち、違うッぽい」

梨乃と晃の声に反応したこの指止まれ女。

「フフフフフフハハハハハハハ・・・・・・・」

気味悪く笑いはじめたこの指止まれ女。

そして、梨乃と晃の腕をつかんだ。

「!!」

「きゃあああ!!」

「あああああ!!」

悲鳴を上げた梨乃と晃。