コノユビトマレ




ヒタ・・・・・・・・・・・




「ん?」

今、何か聞こえなかったか?

ヒタヒタ・・・・・・・・・・・・・

「ねぇ、なんかいるよね?」

「警備員とかじゃねぇよな?こんな時間に・・・」

「まさか、この指止まれ女じゃ?」

「だとしたら検証のチャンス☆」

そして、その足音はどんどん俺達に近づいてくる。

固唾をのみこむ俺。

ヒタ・・・。

足音は、俺達の目の前で止まった。

そいつは、全身マントのようなものをはおって、顔はフードをかぶっていて認識できなかった。

「てめぇがこの指止まれ女か?」

俺は一歩前に出てそいつに訪ねた。