「すごいわねジュン。でも、今のは基本的な修行のはしくれにすぎないわ。次は難しいわよ。」


喜びもつかの間、未来は次に行く。


「内容は何なんだ??」


「力をつける。次は命の危険を用いるわ。覚悟はできている?」


未来は少し不安そうに聞いてくる。


答えはもちろん……


「当たり前だ。」


俺は未来の目を見て返事をした。


「そう。じゃあ内容を教えるわ。」


周りの空気が張り詰める。