そう言って出された大きな機械。


『俺が開発した機械。悪魔に行ける。』


「へぇー…。」


関心したように聞いている。


あ、とりょうやが思い出した。


『あ、そうだ。お前一人悪魔に行かせるのは心配だ。女を連れていけ。』


「……女??何でだよ……。」


『お前は一人で暴走したりするからな。女なら、大丈夫だからな。』


「わかったよ。」


女……か……。


あいつなら、来てくれるかな……。


そう思いながら、ケータイをとりだし、あいつに電話をかける。


プルルル……