しばらく歩いた


唯が足を止める。


「唯?どうした?」


唯に声をかける。


唯は何か悩んだ顔をした。


『……静かにして。誰かにつけられてる。』


やっぱりこわがってる。


「まさか。ないない。」


俺は絶対ないと思った。


そうしたら唯は


『本当だって!ジュンは視力悪いから見えないけどうちにはみえるもん!』


唯は絶対にあってる。


そう言う言い方をした。


これじゃあ、言っても無駄だ。