そんな俺の祈りはとどかず


ぐぅぅ〜……。


………………。


ちょーはずい……。


『ジュン、腹減ったの?』


唯に聞かれた。


「……。お……俺は……腹なんか減ってな……」


ぐぅぅ〜……


『「…………。」』


……ちくしょー……。


はずい……。


唯はそんな俺をみて、かばんの中をあさっていた。


どうやら、食べ物があったみたいだ。