「な……何だ!?」


急に地面が揺れだした。


「まずい!早く元の世界に行かないと!!唯!りょうやからここに来る前にもらったものあるでしょ?」


「うん。あるよ。」


「貸して!!」


未来は唯からそれを奪うと


カチャリ


「何だ?今の音。」


「唯のカギで元の世界の扉を開けたの。行くよ。」


未来は当たり前に言う。


俺にはわけのわからないことばかりだ。