「りょうや……。待ってて、今すぐ治すから。」 「唯?何を治すんだ?」 唯の言葉に理解できず悩んだ。 「うちの能力は傷をひん死の傷を完ぺきではないけど、少し、治すことができる。今から治すから。」 「……わかった。」 唯は深呼吸して、りょうやに近づいて治療を始めた。 「唯……。頼む……。りょうやを治してくれ……。」