ぎゅっ 俺は唯が来たとき、唯を抱きしめた。 「……な……何して……。離せ!!」 唯は必死で抵抗する。 「唯……。俺は、唯を離さない……。唯が俺のこと忘れていても、俺は唯のことを忘れない……。」 そう言って唯の口にキスをした。 「な……ふざけんな!!唯!何してんだ!!」 りょうやの声が城内に響く。