「唯!早くジュンを倒せ!でも、殺すなよ。」


しびれを切らしたりょうやが唯にそう言った。


「わかったわ。ジュン、覚悟しろ。」


唯がこっちに向かってくる。


俺は構えもしずに、唯のほうを向いた。


「構えないなんて、いい度胸じゃない!!死ねーーー!」


唯がこっちに向かってくる。


俺は焦らず、唯を見つめた。


唯がこっちに向かってきて、もうそばまで来ていた。