「どういうことだよ……。唯に何したんだよ!」 りょうやにとびかかろうとした。 「魔術の基礎だ。ごちゃごちゃ言うな。」 りょうやは冷静に返事する。 「りょうや……てめえ……。」 「俺に勝てるなんて思いあがるなよ。クズはクズのままだ。」 りょうやは勝ち誇ったように言った。