その途端


ザッ……


「な……何だ……?」


部屋の壁が取れ、魔術の道具らしきものが現れた。


「驚いたか?お前に地獄を見せるために用意した。これで唯は俺のものに……。」


「……させない!!」


りょうやの言葉に割り込む。