「……唯……?」


「どうしたの?」


美佳と未来が訪ねてきた。


「唯の声がした……。」


「唯が祈ってくれてるんじゃないの?」


未来がいう。


「ああ。その期待に応えられるようにしなきゃな!」


「……もうすぐ最上階よ、いくよ!」