その頃…… 城の最上階。 「ジュン……。」 唯が、いまだに束縛された状態だった。 「……くくく……。あーっはっはっはっは!!」 「!?何なの!?」 「魔術の準備が完了した……。唯はもう、俺のものだ!!」 「……あんたのものになるくらいなら……死んだほうがまし……!!」