「この声はおそらく、あれの声ね。」


未来が指差す。


その先には、見たこともない化け物がいた。


「な……何だあれ!?」


「あれが雑魚の正体みたいね……。大丈夫よ。雑魚だから。」


未来は冷静に返す。