俺と未来は、城を目指し、とにかく走っていた。


「唯……。」


俺は、走っている間もりょうやが気になって仕方がなかった。


「ジュン。唯のこと…頼んだよ。」


未来から言われる。


「ああ。当たり前だ。必ず助ける。命にかえても……。」