長谷川を見ると明らかに俺をナメんなって顔してる。 「だったら、さっさといこうぜ」 俺は、ドアに向かった。 長谷川はムカつくけど、 いつまでもちんたら根に持ってる方が ダセェし。 俺はほのかの手を引っ張った。 「うわっ!ちょっと待ってよ」 引っ張るとほのかがくっついてきた。 絶対渡さないから。 長谷川を睨むと長谷川は 余裕な表情でこっちを見てきた。