「あ〜!ひかるじゃん!」
あ…。
逃げなきゃ。
川崎がきた途端俺は走り出す。
「おいおい!なんで逃げんだよ」
川崎もそれに続けて走ってくる。
ついてくんなよ…。
お前がいるとうるせぇんだよ。
そんなことおもいながらも
川崎に腕捕まれて
結果俺は川崎に捕まった。
「なんでにげんだよ〜、せっかく二年初めなのに」
ふて腐れて俺んとこにくると
俺の腕に手を絡める。
「マジそういうのなしだから」
俺は川崎から手をはなす。
そうすると
川崎は
「ったく、まわり気にするなつーの」
とかいいながら頭に両手を当てる。

