なぁ、 俺がヤバいんだけど…。 思わずほのかの目を伏せる。 「ちょ、今度はなによ!!」 また暴れだしそうだから あらかじめ 「怒ったら出れねぇからな」 って言うと静かになった。 俺だけか…。 こんなのを幸せって思ってんの。 「ごめん、いいよ」 しばらく腕から離した。 また怒りだすって思ったのにほのかは 「熱あんの?大丈夫?」 って俺に手を当ててきた。