「それって…お前が小さいせいだろ」
「うるさい!」
ほのかは小学生みたいだ。
動きがなんか高二じゃないぐらい
子供っぽい。
背の高さも言葉も動きも。
「二人とも!」
気がつけば川崎と涼がきてた。
「目立ちすぎなんだけど」
よく考えればみんなが俺らを見てた。
「電車からおりたらすぐ声がして絶対ひかるだと思ってさ」
どんだけ俺ら派手にやっちまったんだろ。
「また二人が喧嘩する前にいこ」
「「喧嘩してない!」」
「はいはい」
……涼はあきれた声をだしたが
町中で喧嘩するなんてこっちもまっぴらだ。
こうして
俺たちは、店にむかった。

