「起きなさい!ばか!」 うるせぇ…。 なんつう幻聴だ。 「起きなさい!」 いったぁ…。 なんか俺のほっぺに手が当たったんだけど。 誰だし……。 朝から俺は寝ぼけて 親と戦っていた。 いつもは、 ていうか本当は この昔の女にもらった目覚まし時計で 起きてなきゃいかん。 でも、 まぁなんつうか今時 早く寝るやつなんぞいるわけない。 俺も昨日寝たの1時だし…。 眠いわけだ。