夜店を涼とまわる。 あっ… 「りんごあめ!!」 りんごあめ… あたし好きなんだよなぁ。 「涼いこうよ」 そういうと涼は眉間にしわよせて 「あっちのりんごあめいこ?」 って言ってきた。 えっなんで? あたしがキョロキョロしてると 「いーから」 そういって手を引っ張った。 そのとき、たまたま見えた赤い浴衣… あたしも気づいた。 あれはひかると茜だった…。