むこうが あたしのこと好きなのも気づいてたんだ。 ただ、 きっと、 あたしなんか好きになったら いいことない。 あたしは正真正銘 最悪な女だから。 でも、やっぱり たまに優しいひかるが ケーキおごってくれるひかるが 助けようとしてくれるひかるが その佐伯ひかるっていう存在が あたり前になっていた。