「…… あたしと付き合って」 そんなことだと思った。 俺は 「あぁ」 そういった。 必死で自分の気持ちを けして 気づいてる気持ちも けして 自分の体も心も けした。 俺はそのまま流されるまま 茜は木の影に俺を連れ込んだ。 「……キス……ね?」 固まってる俺をよそに 茜が近づいて来る。 大丈夫。 今までにもあっただろうがこんなこと。 そう思って俺は目をつぶった。