ほのかとひかる




「つまんね…」



「それ冷たくね?」








ほっぺをぷくっと膨らませる川崎をみると






うわ…
女の子みてぇ。



思わず髪をさわる。






「ひかる?」






あ、無意識だ。







やばいやばい。






「なんでもねぇ」









首を傾げるお前は


悩みなんかないように見えて




本当はそうじゃないのに






川崎を信じてない俺をみて
自分がいやになってくる…。