教室に戻ると 相変わらずな空気が流れていた。 「おい」 俺が振り向くと長谷川が立っていた。 目が怒ってる…。 「お前、本当ばかか?」 ごめん、お前も好きなんだよな…。 長谷川は胸倉を掴む。 「なんでこんなことになってんだよ!!」 ーーーなぁ?。 「おい、なんか答えろよ!!」 ーーーやっぱりよ… 「マジでキレんぞ!!!」 ーーー俺にはほのかは… 「お前なんかにあいつは無理だ!!」 ーーー無理……だよな。