「おっおい!ちょいたんま!!」 俺が逃げだすほのかを捕まえる。 ほのかは俺と顔を合わせない。 「なっ謝ったんだからいいでしょ!!」 そういう問題じゃないだろうが!! 「落ち着け!なんでにげんだよ。っていうか俺にも謝らせろよ」 お互いはぁはぁと息切れする。 こいつと話すと酸素が足りない。 「このあいだはごめん。俺が悪かった。お前は悪くねぇよ」 俺が茶化したのがいけない。 よかった、ちゃんと言えた。