そいつはほのかを屋上に連れていった。 「ひゅ〜ほのかちゃん告白だねぇ」 川崎がうっとうしい声で近づいてきた。 「みたいだな」 俺はいらいらした声で言う。 川崎はニヤニヤしながら俺を見ると 「いいの〜?」 って言ってきた。 一々むかつく野郎だな。 「んだよ!?」 ってキレると 川崎は呆れるような顔して 「はぁ…なんでもないよ」 っていった。 こいつ悟ってやがる。 俺がほのか好きなの気づいてんな。 めんどくせぇ……。