《仁菜子》 あっという間にこの日は過ぎて、放課後となった。 夏織ちゃんは、アメリカに帰ってしまった。 なんだか寂しいけど、あたしはもう逃げちゃダメなんだ。 「仁菜子、帰ろ!!」 「あっ、うん。」 あたしはクラスまで来てくれた亮平に駆け寄り、亮平と下駄箱へと向かった。