あたしたち二人は心から笑いあえた。 そう思えた瞬間、夏織ちゃんの顔が一瞬曇った。 気のせいかな─……。 「…ねぇ、仁菜子ちゃん。まだ誰にも言ってないんだけどあたしね、実は明日アメリカに帰るんだ。」 えっ!? アメリカに帰るって…。