「…わかんないよ、仁菜子ちゃんの気持ちなんか。わかろうとも思わないし、わかりたくもない。 でも仁菜子ちゃんだってあたしの気持ちわかんないくせに、いやわかってほしくない。」 お互い話さなくなって、屋上は静まり返った沈黙になった。 沈黙をやぶったのは、夏織ちゃんだった。