「…ねぇ、亮平。さっきのお金……」 「もちろん、いらないよ。」 「でも…!!」 「いいから、早く行かなきゃ映画始まるよ。」 亮平が笑った。 あたしはこの笑顔が大好き。 見るたび安心するし、あたしも笑顔になる。 まぁ、他の女の子の前ではこんなふうに笑ってほしくないな、なんてね。