止まらない、この気持ち




今日の最後の授業ー。



えっと、国語だ。



国語は水奈川(ミナカワ)という女の先生。




「じゃぁ授業やるよ、今日からは夏目漱石のこころを読むよ。みんな知ってる??これ恋愛ものなんだよ。」



「「そーなの??」」



「そうよ、まぁみんなもいま彼氏や彼女がいる人や、片想いしてる子いると思うけど、今のうちにいっぱい恋愛しなさいね。」



「なんだよ、急に先生!!」



クラスの1人の男子が言った。





「そうね、私も学生のときはいつぱい恋愛したわー。もともと恋愛なんて自己中なものよ、勝手に相手の許可なく相手に想いを寄せ、好きになるんだから。自分の思うままに自由に恋したらいいじゃない、正しい恋愛なんて誰にもわからないし人それぞれ、後悔しないようにね。はい、じゃあ授業始めるわよ」






恋愛は自己中。


自由に後悔しないように。




すごく先生の言葉があたしの胸に響いた。



その授業はなんにも聞いていなかった。



あたしバカだなー。