「……友美、ごめん。あたしつらいよ、栗野のこと好きでいるのもつらいけど、好きでいるをやめるのもつらい。どうしたらいいの!?あきらめらるとか簡単に言ったけど、全然無理で自分に嘘つくの嫌だよ。あたし意志弱いよね、……でもやっぱりあたしは栗野が好きなんだ、この気持ちには嘘つけない。」
精一杯あたしの想いを友美に打ち明けた。
「やっと仁奈子の本音が聞けた。」
友美はにっこり笑って、
「いいじゃん、好きなら好きで。なにも無理に気持ち抑えて、自分に嘘ついて……そんなのつらいに決まってるじゃない。」
「……うん。」
その日は授業をさぼった。

