「仁菜子、もう時間だよ!
早く起きないと遅刻するよ」



「はぁーぃ」






いつものようにお母さんに起こされ、急いで制服に着替える。



「いつも仁菜子は友ちゃん待たせて…もっと早く起きれないの!?」



「…ぅーん」




「なにその適当な返事は!?」



「んぢゃお母さん、いってきまーす!」



「仁菜子ちょっと〜!!!」