――――――――――――――――――――――――しばらく見つめあった彼女は足下いがい普通の女の子だ。


『あんたがたすけてくれんの???』



祐介は足下にしか目がいかない。



『助けてくれないの??
じやあいいやバイバイ』


『待って!僕が君をたすけるよ。』


『ふぅん』




『よろしく』

『よろしく』


………差し出された手は冷たく触れることが出来なかった。………