「り・ん・ちゃぁん!久しぶり~」



ギュ


ギュウ



『く…苦しい…』


ギュウ~


『苦しい…って…言ってるだろーが(怒)!』



バコッ


ドカッ


バキッ





「い…痛い」



『んで担任は?』



「あ!忘れてたぁ!今から呼ぶから待っててね」



おいおい…(呆)






ピンポンパンポーン

「山崎先生、山崎先生。10秒以内に理事長室に来て下さい。来なかったら…あの話、全校生徒の前でばらしますからね(黒)?」




うわぁ…
10秒とか無理だろ!


数えてみよ…
1.2.3.4.5.6.7.8.9.じゅ



ガチャ



えぇ!?早くね?
ありえねぇ!!



「ハァハァハァ…勘弁してくださいよ~新崎さん!ハァハァハァ…お…転校生か!俺の事…知ってるよな?ハァハァハァ…」





息切れしすぎだろ(笑)



『あぁぁああああ!!……ごめん、誰だっけ?』


何か見たことあるけど…
まじで誰?




「うおぉい!従兄弟の山崎雄大だ!」



『ぁ…そういえばそんな奴いたな…』



「酷え!!」


『そんな事置いといて、そろそろ教室行こーよー』



「あぁ…。(俺の存在はそんな事…なのか?)」





只今、教室の前でございます!



「呼んだら入ってこいよ。」



『はーい!チッ…めんどくせ。こいつ、背縮んだなボソッ』


「おい…聞こえてるぞ(黒)」


『ナンニモイッテナイヨ~ソラミミジャナイノ~?アハハハ』


「もういい」



ガラッ



「お前等さっさと座れ。転校生だ。入ってこい!」


ガラッ