私は見ていられなくなって思わず席を立った。
そしてどこにいくのかわからず長い廊下を走りだした。
「ぅ……ぅぅ…」
私はドコだか分からない廊下の端っこにしゃがみこんでただただあふれてくる涙を必死で止めようとした。
「梨香!?」
私は声がした方を向いた。
「凛……と……翔先輩?」
「俺だけ疑問系?」
「すみ…ませっ…ぅ」
「え何?何?」
「翔先輩!!」
「え凛ちゃん。」
「梨香?どうしたの?」
「…ぅ、蓮が、蓮がぁ…」
「俺がどうしたって?」
「おー蓮!!相変わらずS全開じゃん!」
「あぁ、翔先輩。」
「どういう事!?蓮君って王子様キャラじゃなかったっけ??」
「つか翔先輩しってたんすか?」
「うん、とっくにね。」
「えっと彩賀さんだっけ?まぁ詳しくは翔先輩にきいてよ。それと、このことは絶対誰にも言わない事、いい?」
「分かってる。」
「って事で凛ちゃん行こうか。」
「え?……ぁ分かった。」
よく分からないまま二人は行ってしまった。
「で?なんで泣いた。」
「それはッ」
キーンコーンカーンコーン
『新入生のみなさんは教室に戻って席に着きましょう』
そしてどこにいくのかわからず長い廊下を走りだした。
「ぅ……ぅぅ…」
私はドコだか分からない廊下の端っこにしゃがみこんでただただあふれてくる涙を必死で止めようとした。
「梨香!?」
私は声がした方を向いた。
「凛……と……翔先輩?」
「俺だけ疑問系?」
「すみ…ませっ…ぅ」
「え何?何?」
「翔先輩!!」
「え凛ちゃん。」
「梨香?どうしたの?」
「…ぅ、蓮が、蓮がぁ…」
「俺がどうしたって?」
「おー蓮!!相変わらずS全開じゃん!」
「あぁ、翔先輩。」
「どういう事!?蓮君って王子様キャラじゃなかったっけ??」
「つか翔先輩しってたんすか?」
「うん、とっくにね。」
「えっと彩賀さんだっけ?まぁ詳しくは翔先輩にきいてよ。それと、このことは絶対誰にも言わない事、いい?」
「分かってる。」
「って事で凛ちゃん行こうか。」
「え?……ぁ分かった。」
よく分からないまま二人は行ってしまった。
「で?なんで泣いた。」
「それはッ」
キーンコーンカーンコーン
『新入生のみなさんは教室に戻って席に着きましょう』
