次の日……

山田は学校に来なかった。
どうでもいいけど…

「はぁい、皆さんテスト返しますよ。」

皆からは大ブーイング。

「今回の学年トップは安倉さんです、2位は一条君ですね。」

うそ!

高佼入ったらトップは無理だと思ったんだけどなぁ。
「あ、そうそう安倉さんと一条君生徒会に入ってよ」
はぁ?
入ってよ!?

命令?

「嫌です。」

「なんで?」

先生しつこいなぁ。

「嫌なんですよ、そういうの。それに私人に何か言われてやるの嫌いなんです」
「えぇじゃあ一条君だけでも!!」

先生がそう言うとなぜか蓮は私の方に近づいてきた。
そして私の肩を抱いて

「こいつがいないのに生徒会に入ったって何の意味もないし、第一なんで俺がそんな事しなきゃいけないんだよ、そんなのやりたい奴がやっとけ。」

「きゃあぁ蓮君カッコいい!」

はぁ?
バカじゃないの?

彼女いるのに蓮君カッコいい!とか。