「いい?」

私の耳元で甘く囁く。

そんな声で言われたら……
「…いいよ」
って言うしかないよ……

ってか言っちゃったし。

「あのッ」

「ん?」

「あの、私…その……」

「分かってる、初めてなんだろ?」

「うん」

「大丈夫、優しくするから」
また耳元で甘く囁く。

そして、私の洋服のボタンに手をかける。

1つずつ、蓮の綺麗な手ではずされていく。

そして、蓮の手が私の胸にのびてくる。

「ッ…あ……」

何、こんな声私じゃないみたい

私は必死で出そうな声を我慢した。

「声出せよ。」

「いやぁ」

「なんで?」

「だっ…て…恥ずかしい」
蓮が私の胸を触りながら言うから私はまともに話せない。

「ふぅん、じゃあ……」

何?

「……んぁッ」

蓮の手が私の内もものあたりを触っている。

たまにビキニラインのあたりに触れると体がビクッと反応してしまう。

蓮は、私の弱い所をたくさん知ってる。