「どれがいいかなー?」
俺達はファミレスを出て
ゲーセンに来た
愛華いっぱいある
プリ機を選ぶ
「俺プリとかとんねーから
わかんねーよ」
「もぅー…
あっ!
これがいい♪
これで撮ってみたかったんだ!」
と、愛華の指さした
プリ機に入る
女と2人でプリなんて
初めてだ
あれか?
彼女とプリといったら
チュープリとか言うやつか?
いや…
でも、まだヤってもねーのに
そんなガッツいて大丈夫か?
「幸喜?
もう選んだよ?」
「おぉ」
“3・2・カシャ”
普通に笑うだけなんだな
プリって
何のためにとってんだ?これ…
そう思ってるともう4枚目…
プリって6枚だよな?
おわっちまう…!!
“3・2・”…
チュ――――
「ん…」
俺は愛華にキスをした
声なんか出すなよ…
「ビックリしたー
キャッ!」
次は抱きついた
「どーしたの?
ビックリしたよー…」
「別に
プリといったらチュープリ
かな?って思った」
「ぷっ!
何それw」
「なんだよ
おかしいか?」
「うぅんw
嬉しかった
幸喜も落書きする?」
「いい、
愛華やって」
「了解♪」
そー言って
落書きをする愛華
俺はそれを黙ってみていた
チュープリの画像には
“幸喜 愛華
いつまでもラブラブがいいね”
と書いてあった
絶対離さねーっつの…

