愛華どこだ…
渚とわかれ、
一足先に駅をおりた
つか、サイゼで待ち合わせ
なんだから
駅に愛華がいるわけないか…
「愛華、これからどっか
行くの?」
「うんw」
「何?珍しいー
いつもすぐ家帰って
私服に着替えてから
どっか行くのに
制服のままなんて」
「うーん
実はさ、久々にタメの
彼氏が出来たんだよね」
「うそ!?!?
愛華に!?!?
え?どーしたの!?!?」
この声…
愛華だよな…
どっから聞こえてんだ?
「それがさー
いきなり声かけられて
超ヤンキーごしにあぁ!?
って言ったのに
タバコいる?とか言って
意味わかんないこといいだしてー」
あっ!
いた…
「それでさー
地元の友達の友達と、
その友達と、ちょっと
ややこしいんだけど
カラオケ行く事になって
そしたら今の彼氏がいたの
超ビックリじゃない?
それが、1日でおこった事
なんだよね
はっきり、今も付き合ってる感じない
でも、この恋、かけてみようかな?
的なー!笑」
彼女が俺の事友達に話すって…
こんな嬉しい事なのか?
ドス――――
「あっ、すいません」
突っ立ってたから
人にぶつかった
愛華は友達と2人でいて、
俺の事を笑顔で話してた

