「でも何でこんな時期に進路の話?笑)まだ俺ら二年だし受験の心配もないじゃん??」

「私ね、将来の夢決まったの。だから1番に瑞穂に伝えたくて!」

「お!将来の夢決まったんだ。どんな夢?」

「ん―…内緒…。」

私は瑞穂のマネをしてしかめた顔を見れる

瑞穂は私の髪をクシャクシャとして笑った

「分かった分かった!言うから!」

「言お?俺達の仲じゃん。」


私の夢・・・
私の夢は

あなたの…っ瑞穂のお嫁さんになって
瑞穂の悲しい笑顔をなくしてあげたい

常に心から笑ってほしい―…。


でも、やっぱりそんな事言えないから―…

「あぁ―やっぱ内緒!いつか絶対言うから!」

今はこれが精一杯・・・。