ぎゃははははー…


コト…

「は…ははは、そ…だよね…そぅおもわれても仕方ないよね…」

今の私は
とにかく瑞穂に会いたくて
トイレから出て
あの瑞穂のもとへ向かった


「キャー!王子!!」

「はーい?」

「かっこいいー////」

「へへ//ありがとう//」
「ねぇ、王子~?いつも一緒にいる七海って子って彼女さん?」

瑞穂を見つけたのはいいけど
瑞穂と一緒にいたのは
さっき悪口を言ってた女の子達だった。

「あ~七海?あいつは幼なじみだよ!」

「付きまとわれて迷惑じゃない?たかが幼なじみってだけで。」

「駄目だよ、そんな事言っちゃ。七海は俺の一生の親友だから!笑」

「あ~そうなんだ~!」

ー…瑞穂

まだ友達なの?
あの子達の方が
瑞穂と付き合える可能性があるの?

瑞穂…。

ねえ…瑞穂…?


さっきあの子たちに
言われた言葉より
今の言葉が
何倍も胸に響いた