20XX年1月17日
今日は学校行った。
マスクしてハイネック来て指は包帯巻いて、ね。
マスクは殴られて切れた口元隠すために。
ハイネックは馬鹿ほどついたキスマを隠すために。
あれ、指噛まれたこと昨日書いたっけ?
「あれ、琉生、指輪は?」
「ッ、はぁ…ン………ゆ、びわ?」
一瞬、なにいってんのかわかんなかった。
俺、余裕なかったし………。
「そ。俺があげたやつ。」
そこで思い出した。
誕生日に高そうな指輪もらったわ。
……つーか、この人バカじゃねぇ。
「つけてるわけ……ないで、しょ…ッ!」
「なんで?」
なんで?
いや、つけてるわけねぇじゃん。
捨てたのはウソだけど。
「琉生は俺のじゃん。」
「ッ、痛…あ゙……っ」
思いっきり指噛まれた。
まじ痛かった。
歯型くっきりどころじゃねぇ。
指曲がんないし。
背中が一番痛いけど、こっちもなかなか痛いよ。
風邪っていって部活しなかった。
体中痛すぎて普通に動けないし。
あと、人に触られるのが異様に怖い。
食堂行ってたらチャイム鳴って、走ってたら教室どこか忘れて…。
「どこ行くんだよ?」
適当に走ってたら万里弥に腕掴まれた。
そしたら体中に寒気?震え?
とりあえず、俺ヒステリック。
振り向いたら万里弥が結也さんに見えたの。
「っ、やめろぉぉお!!!」
「琉生!?」
「嫌、嫌ぁ!!来るな!!!」
「琉生っ、琉生!!!」
「やだぁぁぁっ!!!やめろ!やめろっ」
「なにを騒いでいるんだ!!」
授業中だったから近くのクラスの先生がでてきて、怒鳴られた。
怒鳴り声が怖かったのか、震えて動けなくなったし声も出ない。
「ちょっとふざけてただけです。スンマセーン。」
万里弥が手引っ張ってってくれた。
「琉生。」
「ゃ…っ」
伸びてくる手を反射的に払ってしまう。
「……なあ、今日泊まりに来てよ。」
なんつーか、独りじゃ寝れないんだよ。
俺が家に呼ぶの珍しいから、驚いてたけどあっさりオッケーしてくれた。


