20XX年1月16日
昨日のこと書いとく。
学校で結也さんからメールきた。
三時にうちの最寄り駅に行くから会おうって。
でも、部活あるからって断った。
昨日はたまたまオフだったから嘘だけど。
どしゃ降りの雨だけど、俺には関係ないって思てった。
でも、ずっと気になるの。
んで、五時くらいにちょっとだけ駅行った。
あの結也さんが二時間もこの雨の中待ってるわけないって。
自分の目で確認したら納得すると思ってた。
「あは、やっぱり来た。」
嬉しそうに笑う結也さんは傘をさしてなくてずぶ濡れ。
「ちょ、あんた傘は…!?」
「琉生は来ると思ってたよ。」
そんなこと聞いてねぇし…。
このままほっとく訳にもいかないし、なんか様子が可笑しかったから家につれて帰った。
でも、それが間違いだったよね。
部屋入った瞬間にボコボコに殴られた。
抵抗する隙もないくらい、殴って蹴られ。
意味わかんねぇよ。
暴行が終わったかと思えば、ベットに投げられて逃げられないようにネクタイで両手縛って、上乗ってくんの。
「本当に馬鹿だよね……。」
「……これ、離して。」
「琉生は俺から逃げられない。」
「まじシャレになんねぇよ?」
「愚かで悲しい子。」
「結也さん…っ」
両手も痛いくらい縛るし。
結也さんは笑ってるし。
このまま殺されるんかと思った。
カッターで刺されたけど、まあなんとか生きてる。
刺されたっつーか、切られた?彫られた?
俺の背中にカッターで゙ユイヤ゙ってかくの。
中学ん時もあったけど。
んで、気ぃ失うまでめちゃくちゃ犯されてさ。
起きたら九時で結也さんはいなくて、制服のシャツは血まみれで、シーツは精液まみれで…。
親父も貴央もいなくて良かった。
シャツとシーツは即・洗濯。
首とか肩とか、腕、胸、腹、背中、足にまで…体中のいたる所にキスマあるし。
噛まれた指は痛いし。
背中はめちゃくちゃ痛いし。
殴られたとこも痛いし。
体中ぜんぶ痛い。しにたい。
今さらだけどあの人、頭可笑しいよ。
付き合ってたとはいえ、二年ぶりに会った奴に、こんなことすんの?
自分が俺を捨てたくせに。
二年間なんの連絡もしなかったくせに。
今さらなに。
意味わかんねぇ。
今日は学校休んだけど、明日はどうしようかな。
家にいても嫌なこと考えてばっかだもんな。


