20XX年1月11日
12日なうだけど、まあ昨日のことから。
昨日は午後から部活だったから、帰って荷物持ってすぐに万里弥ん家ー。
万里弥ん家誰もいないんだって。
「こんな時こそ呼ぶ彼女がいればな。」
「うるせぇよ。」
「でも、万里弥に彼女いたら俺の相手してくれなさそう。」
だから彼女作んなとは言わねえけどな。
俺もかんないるし。
「逆に琉生の相手ばっかりしてて、ふられそうだわ(笑)」
「……ははっ、じゃあしばらく付き合うのはムリだな。」
「大学行ったらがんばるよ。」
それは高校卒業までは一緒って意味?
………一緒にいられるかな。
卒業まで俺は万里弥を忘れないでいられるかな。
一緒にオムライス作って食った。
久しぶりにお腹いっぱいになった。
んで、風呂入って明日も昼から部活だし早めに寝た。
もちろん別々の布団で(笑)
でも、また結也さんの夢みた。
今日のが一番つらかった。
結也さんがもういらないって俺のこと捨てるの。
うなされてたみたいで万里弥に起こしてくれた。
冬なのに汗でスウェットぬれてるし、俺めちゃくちゃ泣いてるし。
現実か夢が分かんなくてプチパニックなったし。
「琉生…。」
「………ごめん、大丈夫。」
震え止まんなくて困ってたら、万里弥がぎゅーってしてくれた。
「結也さんって誰?」
「え…、」
「功太郎の家で忘年会したときな。酔いつぶれた琉生おぶって帰ったじゃん。」
「うん……。」
「あのとき琉生な、泣きながらずっと結也さんって呟いてた。」
「…………。」
「言いたくないなら言わなくて良いけど……。」
「ううん、言うよ。」
流石にもう黙ってるわけにはいかねぇよな。
万里弥は結也さんと会ってるんだし。
引かれたらどうしようって思ったけど、全部話した。
「…………引いた?」
いきなり部活仲間に男と付き合ってましたとか言われたら引くよな。
でも、万里弥は俺の頭を撫でて。
「話してくれてありがとな。」
そう言って笑った。
「琉生は何があっても独りで抱え込んで、何も話してくれないから。………正直、嬉しいよ。」
あぁ、もう、なんで……。
「ばーか…っ。」
お前はそんなに優しいんだよ。
なんでそんなに俺を大切にしてくれんだよ。


